クジラの子らは砂上に歌う(5): ボニータ・コミックス (ボニータコミックス)

次第次第に明らかになっていく泥クジラの秘密。
今回泥クジに、初めて帝国以外の国からの舟がやってきた。
スィデラシア連合王国アモンロギア領主の息子と名乗る男とその一行は、サイアミ以外の科学技術を使い、今まで知ることのなかった世界の全貌を泥クジラの人々に伝え、文字通り泥クジラにとって黒船とも言うべき存在であった。
また、エマからコカロ（骨）の役割が明かされ、泥クジラはついに帝国の牢獄から脱出する術を手に入れる。
しかし、それと共に明かされた印付きが短命である理由は、愛する大地であるはずの泥クジラが、実はファレナの罪人にかけられた呪いに他ならなかったことを知る。
そうしたそれぞれの想いを胸に、泥クジラは帝国の手の届かぬ地を目指して動き出す。
萩尾望都や竹宮恵子に通じる、本格的ＳＦファンタジーであるこの作品。
それだけにストーリーは複雑で、登場人物の数も多い。
バトルにしろ、爽快感があるとは言えない。
しかし、深い内容とメッセージ性は、そういった憂いを凌駕する。
卓越した作画も相まって、この作品は読者の心をつかんで離さない。 クジラの子らは砂上に歌う(5): ボニータ・コミックス (ボニータコミックス) 関連情報

幻仔譚じゃのめ　1 (少年チャンピオン・コミックス)

梅田先生待望の新作！可愛い天然な主人公ー朝火、親の再婚で不思議の町へ引っ越した。そこで出会った朝火と邑...もののけいっぱいの物語！邑君は優しく格好いい！藤吉のカチカチも大好き！抽選で梅田先生のサイン入りオリジナルポストカード50名プレゼントするから、絶対買います！ 幻仔譚じゃのめ　1 (少年チャンピオン・コミックス) 関連情報

クジラの子らは砂上に歌う 6 (ボニータコミックス)

演劇化ときいて、いかにも感じる作品も少ないだろう。でもこの作品の場合、映画やアニメより演劇だなと納得する。それはともかく、今回は案外進展がない。というよりは、短編の冒険談のような感じでエピソードをつなげながら話が進んでいく。勿論それでも、外からの脅威が一段落した分泥クジラ内部では不穏な空気が流れ始め、一時の平和が崩れ始める足音が聞こえる。 クジラの子らは砂上に歌う 6 (ボニータコミックス) 関連情報

幻仔譚じゃのめ 5 (少年チャンピオン・コミックス)

朝灯の友達、紗矢が巻き込まれた事件の、後半から始まります。
どこにも悪意はありませんでした。
紗矢が巻き込まれたのは、彼女の優しさ故でした。
皆、それぞれの立場で、愛するものを守るための努力をしていました。
悲しいけれど、爽やかな終わり方です。
そして、紗矢は、朝灯と邑の理解者となります。
やはり、躊躇いなく。
他の不思議な話の中にも、優しさが溢れています。
誰も元々悪意なんかないんだという思いがこもった、第五巻です。 幻仔譚じゃのめ 5 (少年チャンピオン・コミックス) 関連情報

クジラの子らは砂上に歌う 1 (ボニータコミックス)

読み進めていくうちに引き込まれていく漫画だと思った。
他の漫画にあるようなインパクトのある演出や展開はないし、絵に勢いもない。だけど不思議と引き込まれていく漫画だと思う。
キャラクターはとても明るくて前向きでマイペースな性格が多いのに、キャラクターは短命の運命を背負っているところが物語に暗い影を落としている。そこのギャップがまたいい。
地味で動きのない絵なので賛否両論はあるだろうが、謎多い世界観に惹かれる方は是非。 クジラの子らは砂上に歌う 1 (ボニータコミックス) 関連情報

2016年4月14日(木)、AiiA 2.5 Theater Tokyoで、舞台『クジラの子らは砂上に歌う』の幕が開けた。初日当日、出演者による挨拶があり、 ...