リ・ン・ガ・フ・ラ・ン・カ DELUXE (Lingua Franca - An Edition Deluxe -)
インディーズという言葉が今よりマイナーで特別だった頃...
東京ロッカーズなど日本の音楽シーンにはどうしても馴染めず
どっぷりUKに浸かりながらもROUGH TRADEのTシャツを自慢
する輩には嫌悪感を抱くという精魂がパンクだった80年代初頭
当時、サブカルのバイブルとも言われた雑誌『宝島』で知った
EP-4のライブで日本と海外の音の隔たりを無くされた。
YMOに代表される日本産テクノとも違う何かを感じた。
そして2011年、その音が甦った。しかも古さは感じられない。
WARP好き、90sダンス系、エレクトロニカ、トランス好きにも
同じ感覚を味わっていただけるかもしれない。
ぜひぜひお試しあれ!
リ・ン・ガ・フ・ラ・ン・カ DELUXE (Lingua Franca - An Edition Deluxe -) 関連情報
昭和大赦-リンガ・フランカ1ファンクとは、つまるところ黒人(ブラックミュージック)に属するもので本来ならアフロビートが、その根幹をなすべきものである。日本でそれを、あからさまに表現しえたバンドは彼の(じゃがたら)である。うねり、ビート、リズム、どれをとってみてもじゃがたら以上に日本という枠を超えたファンクバンドは存在し得ない!個人的に異常な程に、思い入れがある。アケミその人に惚れ込んでいる。対して、ep-4であるが....。彼らのファンクとは、いわばエレクトロ二ックファンクというべきものでむしろテクノに近い。彼らのことについては、ファンサイトである(ep-4 dark)を御覧頂ければ詳細はつかめよう。あくまで、肉声をエフェクターに通して佐藤薫がかぎりなく声無きリズムを構築する手法を選択する。まるで自身の存在すら、マッショウしてしまうかのように....。じゃがたらとep-4を比較する事自体、ある意味ナンセンスなことであり、あまり意味を成さない。いわば、対極をなすふたつのバンドが、ほぼ同時期に存在していたと考えるほうが妥当だろう。ep-4には、ep-4なりに優れたバンドとしての特性を持ちえていた訳だから、それはそれで充分だと云えまいか?わたしも、佐藤薫はある意味、策士であったと思う。非常に、アタマの切れる人である。忘れてはならないのは、80年代というコンゼンとした時代性である。そこらへんを考慮に入れないと、戸惑うばかりで埒があかない!ep-4は、断じてクールなファンクを目指した特異稀な存在である。その意味で、わたし個人としては敬愛する。余談になるが、今年4月になんとep-4が再始動する情報がある!いまのep-4がどのような策略を持ってして現代に甦るか興味が尽きない。ケチをつけるお方がいるようだが、あんた方はモノの真理が理解出来ていない!もう少し、聴く耳を持ちたまえ!あほんだら!
昭和大赦-リンガ・フランカ1 関連情報
佐藤薫が現代においても最先端を行くアーティストであることを見事証明した力作です。
ライヴの音源が中心ですが、40分ひとまとまりのパフォーマンスなので(曲名は分かれていますが…)、スタジオ録音のものとなんら違いなく、最初から最後まで緊密な空気を保っているのがすごい。
ノイズ、ラップトップ系、ドローン、エレクトロニカ、ブラック・ミュージック…と、様々なエレメンツが整理されることなくそれぞれが塊のまま混在した面白さは、他では全く味わえない個性。
特に低音をしっかり作り上げている佐藤薫の音に対する感性は猛烈に現代的です。
おどろおどろしい空気感とブラッディーな匂いのする雰囲気、ウィットやユーモアとヒューマニズムとを交錯させることで、アントナン・アルトーという、日本では決してポピュラーではないカルトな人物を描く。
そのストーリーテリングの才能にも驚かされます。現在50代の二人が作ったとは思えぬ先鋭性です。
DVDも見応え十分。ライブを見た事がない人は一見の価値アリですよ!
ライナーノーツはお二人とも悪くありませんが、下記URLに発表された佐藤薫本人によるセルフライナーノーツが最もフィットしているように思いました。これからは本人の文章を封入してほしいです。
佐藤薫セルフライナーノーツ
[・・・]
A Artaud (初回限定特典DVD付き) 関連情報
これは待ちに待った復刻!!!!!
しかも、未発表曲が2曲もあって驚きです。
今聴いても全く古臭くなく、それどころかまるで現代のバンドのようです。
最新リマスタリングによって音もすこぶる立体的でよくなり、
5・21の感動が蘇ってきます…なんて書くと年齢がバレますね。
あとは、他のアイテム…カセット・ブックもあのままの状態で復刻してほしいです。
佐藤薫、カッコよかったなあ。同性でも憧れてました。
Found Tapes 関連情報
Multilevel Holarchy 遂にCDで再発しましたね。
昔買ったLPは、いつの間にかレコード盤と中ジャケの
ビニールがくっついてうねうねになっちゃったので、
ずっと聞けずじまいでした。
なので今回CDで聴けるのはとてもうれしいです。
当時の感覚が蘇りますね。懐かしい。
こういうソリッドな音楽を聴かなくなって久しいですが
改めて聴くととても気分が良いです。
ああ自分はこういうの大好きだったんだと自覚しました。
明日から携帯プレーヤーでヘビーローテーションします。
リアルタイムで聴いてない人がどんな感想持つか興味あります。
佐藤薫さんありがとうございます。
A面フルで1曲、B面フルで1曲の全2曲構成は驚きましたよ(^^;
制服肉体複製もCDで出してもらえませんか?
カセットブックのライブもとっても良かったから、
また聴いてみたいです。
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