.デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(3) (コミッククリア編集部)
ゲームの漫画化としてはかなり素晴らしい出来です。
普通のストーリー漫画としてもかなりクオリティが高く、「面白い漫画」が読みたい方には是非おすすめしたいシリーズです。
.デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(3) (コミッククリア編集部) 関連情報
あらすじ:
ケイト、ローズ、レイチェル、クレア、そして…リーズ。
彼女達はニューヨークに住むごく普通の女子高生だった。
しかし、リーズの死という悲劇を境に、恐るべき狂人との戦い、さらには自らの死という受け入れ難い事実に直面する事になる。
彼女達の哀しき運命の行方は如何に…。(帯より。一部改変)
同名アニメのコミカライズ作品。
アニメはリーズと関係のあった四人の子それぞれが主役ですが、漫画はケイトがメインになります。
それ以外の点に関しては1巻の段階ではほとんど原作通りのストーリー。
思い出せない昨晩の記憶、体に残る違和感、告げられるリーズの死。
そして彼女の死をきっかけに、言葉を交わすこともなかった四人の少女が人ならざる人との生死を賭けた闘いに。
更には「動いて、呼吸をして、食事もできるのに“もう死んでいる”」という理解不能の現実との戦いに放り込まれるというもの。
突如絶望の壁が眼前に立ちふさがるこの訳分からなさ加減は、純サスペンススリラーの趣きですね。
ただ、アニメを見ていたからこそいきなりな展開でもおもしろいと思えますが、まったくの初見だとさすがに意味不明すぎて説明不足感を覚えるかも。
実際、アニメも最初の頃はほんとわけわかんないストーリーでついて行くのに精一杯でした(笑)。
とはいえ、この暗黒感─一寸先は闇状態─が最大のウリともいえますので、説明の丁寧な作品に慣れた人ほどこういったものも新鮮で良いかも知れません。
徐々に全容や舞台増が分かり面白味が増してくる作品ですから、是非挫けずについていってください。
ちなみに絵の方は雰囲気でまくりでかなり良いと思います。
怖いくらいが丁度良い作品ですしね。
RED GARDEN 1 (バーズコミックス) 関連情報
デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(4) (ファミ通クリアコミックス)
コドクノマレビトの総帥であった星命の手で異界に送られたライドウ。そこで待ち受けていたのは永遠の刻を彷徨う魔人アリス!
ライドウをともだちにしようとする(=死んでくれる?)アリスにライドウは立ち向かう。
この作品では悪魔の描写が秀逸だが、今回のメインは間違いなくアリス。メガテン漫画でアリスがここまで描かれた事って初めてなんじゃ?
一方帝都では人々が悪魔化する異変の中、コドクノマレビトである陰陽師とヤタガラスの戦いが激化していた。
軍のデビルサマナーや壬生家。立ち向かう鳴海。そして凪! そのデタラメっぷりは師匠ゲイリンも泣いて喜びそうだ。
儀式によって強大な存在が降臨しようとする中、遂に十四代目葛葉ライドウが帝都に帰還する。
いよいよクライマックスだが超力兵団並みのインパクトあるラスボスに期待したい。
取り敢えず、丸い一つ目は勘弁して。
デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(4) (ファミ通クリアコミックス) 関連情報
デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(2) (ファミ通クリアコミックス)
ゲームでは感じられない悪魔のサイズがコミックでは縦横無尽に描かれていて好評価。とくに二巻対女郎蜘蛛で呼び出される悪魔のサイズは漫画ならでは。世界観の表現も良好。ゲームでは登場しないライドウが通う学校も組み込まれてより深く世界観を楽しめる。凪はまた出てきませんかね? ホラーでグロテスクな部分もあるが、それを感じさせないのは正しく大正浪漫に準じているからだろうか。あと、初代キョウジは出てこないかな? デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(2) (ファミ通クリアコミックス) 関連情報
戦国BASARA4 電撃コミックアンソロジー (電撃コミックスEX)
実際に手にとってみたら、想像より薄かったです。
学園BASARAほどの厚さはなく、測ってみたら1センチもありませんでした。
内容はカラーイラストが2点、漫画が15作品。
漫画はすべてギャグです。
左近メインの話が最も多く、次いで真田主従、慶次、鶴姫の出番が多かったので、左近や真田主従好きな方は買って損はないかと思います。
私は左近のファンなので満足でした。
反面、勝家が出てくる話が少なかったので、勝家ファンの方はご注意を。
伊達主従と三成もそんなに出番は多くなかったです。
半兵衛や元就、元親はかなり少ないのでご注意。
内容は、各キャラクターのストーリーの突出したネタバレになるものはあまりないように思いました。
ただ、中には微妙なものや、ストーリーをプレイしていないとよく分からない作品も何点かありました。
絵柄も綺麗なものが多く、ギャグもBASARAっぽさがあって面白かった。
四コマ漫画も多々ありました。
キャラクターによって出番の差があるのはマイナスですが、私はとても楽しめました。
またこういったアンソロジーが出て欲しいです。
戦国BASARA4 電撃コミックアンソロジー (電撃コミックスEX) 関連情報