小川プロダクション『三里塚の夏』を観る――映画から読み解く成田闘争 (DVDブック)
自問自答のように戦う意味、武器を手にする意味を朴とつな言葉で語り合う青年行動隊もいい。
機動隊との対峙を非日常として楽しんでいる印象さえ与える婦人行動隊もいい。
自分の農地を守るという単純な理由が分かり易い人間味ある行動に表れているのもいい。
こんなにアップでいいのかと思うくらい農民や機動隊員の顔を捉えるカメラワークもすごい。
東南アジアの開拓地のような50年前の三里塚の風景(特に最後のヘリからの撮影)もすごい。
映画を見ただけでは判りくかった背景や撮影テクニックの解説も一読の価値がある。
久しぶりに、目をひん剥いて食い入るように観て読んだ。
小川プロダクション『三里塚の夏』を観る――映画から読み解く成田闘争 (DVDブック) 関連情報
京成の駅 今昔・昭和の面影 100年の歴史を支えた全駅を紹介 (キャンブックス)
「JTBキャンブックス」で京成電鉄がフィーチャーされるのは、本書が初めてとなる。京成の各駅に
ついて昭和30〜40年代と現在の姿を写真で対比して、その歴史などを文章で綴った一冊である。
当時の写真を見る限り、都心に近い駅ほど周囲が賑やかになるものの背の高い建物はまだ少なかった。
対して郊外となると、人家がほとんど見受けられないほど淋しい駅も多かった。「昭和の京成」とは、
こうした情景を指すのかもしれない。
内容に目を向けると、駅によっては写真の枚数を増やして同時にページ数を多めにとった箇所も見受け
られる。今昔対比だけでなく、近代化が推進されて駅の姿が変わりゆく過程を捉えたシーンもあって、
読者が古き良き日を存分に懐かしむことができるようになっている。
とりわけ高架化された青砥や船橋などは、かつて京成を利用されていた方ならば、その変貌ぶりに圧倒
されることだろう。
駅とは関係ないが、京成の路線は幅広の河川を横断する区間が多い。本線の江戸川及び押上線の荒川、
2箇所の橋梁は、現在ではアーチの高い近代的なものに架け替えられている。その架け替えのシーンを
収めた書籍はほとんどなく、本書でお目にかけられたことが併せて嬉しかった。
既に廃止された駅にも可能な限り言及していることが興味深い。その痕跡は残っていないが、同地点に
おける現在の風景が収められているので、本書を通じて読者やファンの皆様も一度、足を運んでみては
いかがだろうか。新しい発見に出逢えるはずだ。
京成に造詣深い石本氏ならではの秀作だ。改めて筆者の努力と知識を心から称えたい。
京成の駅 今昔・昭和の面影 100年の歴史を支えた全駅を紹介 (キャンブックス) 関連情報
毎回高いし、2話しか入ってないしでキツいです。もし二期をやるのであれば、DVDを買いやすくしてもらいたいと思いました。 デュラララ!!5 【完全生産限定版】 [DVD] 関連情報
自分がまさにそうなのですが、ネットでも拾えない京成電鉄開業時からの歴史をひと通り掴むことができます。
マニアと呼ばれる方々にとって知ってて当たり前な知識や駅名の由来、命名に関して京成ならではのセンスなど
知っているとちょっとだけ自慢できるネタも満載です、例えば“実はお花茶屋駅の付近にお花畑も茶屋もない”事。
“「京成」と付く駅名と付かない駅名の違い”等、一枚掘り下げた解説やコラムが得した気分になります。
カラーページは少ないものの、白黒でないと味わえない経てきた年月やノスタルジーがかえって新鮮でした。
廃止駅についてもきっちりと、しかも凡その住所まで記述してあるので、googleマップ等との合わせ技により
バーチャル探索や現場へのガイドとしても重宝し、初心者でも博物館動物園や寛永寺坂といった旧駅跡に
辿り着く事が可能です。
~とは言え、やはりこのボリュームでこの値段はなかなか手を出しづらいので☆4つとさせていただきました。
お取り扱いの書店さんについては、発送・梱包ともに丁寧で迅速でした。
京成の駅 今昔・昭和の面影 (キャンブックス) 関連情報
1997年にメジャーデビュー。その後4年間で通算single11枚、album4枚をリリースするも、2001年に突然の活動中止を宣言したCoccoの待望の2枚組みベストアルバム。全26曲収録。「自分の「痛い部分」を歌に出して歌うことで楽になれた。見ないようにしていたものも出して歌ったら、ちゃんと目をあけて見られるようになった。だから私はそのためだけに歌っている」と彼女が言うように、彼女の歌はどれもが胸が張り裂けそうになるほどに切ない。その切なさと正面から向かいあい、しっかり受け止め、そしてそれを乗り越えていくことが「生きる」ことであり「痛さ」であるということを彼女は歌を通して私たちに優しく語りかけてくれる。 ベスト+裏ベスト+未発表曲集 関連情報