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佐藤ユリ 日本の合唱名曲セレクション20

日本を代表する東京混声合唱団の演奏会のライヴ録音の2枚組です。収録曲の顔ぶれを見れば分かりますが、合唱を愛する人達に歌い継がれてきた曲が20曲並びました。これらの作品は日本の合唱の歩みにおいて、忘れてはいけない素晴らしい作品群です。組曲は全曲ではなく、代表的な曲だけを取り上げて収録しています。かえってそれによって日本の合唱名曲集的な色彩を帯びることになりました。個人的に収録して欲しかった楽曲はありますが、1人の作曲家から1曲選択という企画のようで、それはそれで仕方がありませんし、妥当かなという感想です。漏れている楽曲だけで構成される様な第2段の企画があれば良いのにと思いました。これから合唱を始める人は勿論のこと、長らく合唱に関わってきた人にも名曲鑑賞の機会としてとらえてほしい企画だと思いました。日本の合唱の歴史を聴くことができるものです。収録された20曲を繰り返し聴きました。昔、歌った曲や聞いた曲が20曲歌われていました。合唱好きの方でしたら、この中で歌える曲が何曲もあることでしょう。日本語の美しさ、メロディとハーモニーの織りなす心地よさ、合唱をしていて良かったと思う演奏群でした。2015年2月6日と7日、大田区民ホール・アプリコ大ホールで収録されたものです。東京混声合唱団の安定感のある演奏が、ライヴ録音であることを忘れさせてくれました。指揮者の大谷研二さん、斎木ユリさんのピアノというお二人の安定した解釈により、優れた音源となったことは間違いありません。ただ、少し厳しいことを言えば、昔の東京混声合唱団の名演の数々を聴いてきた者にとって、発声面、アンサンブルの揺らぎなど、困惑して聴いた演奏もありました。練習不足なのでしょうか。それともライヴ録音の難しさがでたのでしょうか。時折、これは本当に東京混声合唱団の演奏なのか、クレジットを確かめたくなる曲も存在しています。企画の素晴らしさとは別の感想です。一番古い作品である1900年に作曲された滝廉太郎の「花」は別格として、ほとんどの曲は合唱団の愛唱歌というべき曲が多く、何れも作曲年代順に配列されています。リーフレットに掲載の戸ノ下達也さんの曲目解説は、簡潔でありながら的確な記述で参考になりました。知らない事柄も多く勉強になりました。難曲ではありますが、日本の合唱曲の水準を高めた間宮芳生の「合唱のためのコンポジション第1番より Ⅳ」や林光の「水ヲ下サイ(混声合唱のための『原爆小景』より)」が収められています。これらの曲の演奏は難しい部類に入ります。他は一般の合唱団だけでなく、中学校や高校の合唱によって歌われている曲も含まれておりました。多くの演奏団体の音源となる価値を持っているCDが発売されたことは僥倖でしょう。佐藤眞の「大地讃頌」は、中学生や高校生の合唱コンクールや卒業式の曲として歌われてきました。骨太の演奏です。音符も比較的簡単で、歌唱に必要な技術もさほどいりません。壮大さと歌いやすさが両立しており、歌い継いでほしい合唱曲の一つだと思っています。東京混声合唱団は人数的な面での迫力には欠けますが、この曲の大きさをしっかりと表現していました。團伊玖磨は『筑後川』から「河口」が選ばれました。音楽の骨格がしっかりとしていますので、歌いこめば歌いこむほど味わいが深まる曲です。交響曲のような大きな音楽構成を持っているところが魅力でしょうか。ピアノの譜面を見ますとそのスケール感がよく感じられます。丸山豊の詞も雄大です。筑後川と流域の雄大な景観を描写しながら、人生の歩みを象徴しているような深い味わいが感じられます。「河口」の雄大さは、いつ聴いてもいいですが、これは聴くよりも歌うに限る曲でしょう。広瀬量平は「海はなかった」が選ばれました。1975年のNHK学校音楽コンクールにおいて高校の部の課題曲でした。親しみやすいメロディは、当時のコンクールの課題曲らしくなく、岩間芳樹が書いたステキな歌詞がとても印象に残る曲でした。また高校生の感性に合うものでした。平易ですが、歌詞の意味を訴える表現力が要求される曲です。それが選定された理由の一つだと思いました。冒頭の女声2声で入る部分の寂寥感がなんともいえない魅力的な作品です。特に女声のメロディの上にかぶさるテノールのオブリガードの♪どのはなそえて♪の寂しげで伸びやかな旋律の箇所はいつ聞いても鳥肌が立ちます。全般に調性がマイナーなのも淋しさを募らせます。この曲だけ単独で、多くの合唱団で歌われてきたのも理解できるほど魅力的です。東京混声合唱団の演奏は安定感がありますが、もう少し切せつとした感情が込められている方が好みなのです。歌われている夏の終りは、他の季節と違って格別に寂寥感を伴うように感じます。過ぎ去った季節の強烈な残滓が肌に残っているわけで、皮膚感覚の淋しさが心の隙間に宿るようです。池辺晋一郎からは1977年に作曲された「風の子守歌」が選曲されました。劇作家であり童話作家の別役実の親しみやすい詩のイメージとメロディのマッチングが素晴らしいです。組曲全体も良いのですが、この曲単独でもよく歌われます。3回フレーズを繰り返すわけですが、詩の持つ力が大きいため退屈しません。なにより美しいピアノ伴奏が花を添えています。平吉毅州作曲の「ひとつの朝」は大好きな曲で、1978年にNHK全国合唱コンクールの課題曲として高校生のために発表された名曲です。人生のスタートラインに立ち、次なるステージに向けて新たな旅立ちにでる若い人の心情を片岡輝さんが素晴らしい詩で表現しています。平吉毅州さんが、より高みへと引き上げるような伸びやかなメロディと美しいハーモニーを持った合唱曲として作りました。「青春」という人生における一番感受性のすぐれた時にこそ歌ってほしい曲です。詩をながめているだけで胸が熱くなりました。美しいピアノの前奏の後に続いて、男声のユニゾンで♪いま 目の前に ひとつの朝 まぶしい光の 洪水に♪とおおらかに歌った瞬間から感動が身体を駆け巡るような感覚に襲われます。楽譜を見ると平易な技法で書かれていますが、アンサンブルになると素晴らしいハーモニーが立ち上がる曲ですので、作曲家の技術の冴えを確認できるようになっています。このあたりが聴いていても良いし、歌っていてもよい曲と評価される所以でしょうか。2枚目の冒頭の木下牧子の「方舟」は壮大なスケールを表現した名曲です。先ほども書きましたが、東京混声合唱団の32名で表現するのには迫力の点で厳しいものを感じました。スケール感を出そうとするとどうしても無理な発声をしてしまいがちです。ソプラノの声が詰まり気味なのは疲れでしょうか、それとも人数的な限界なのでしょうか。ラストの「くちびるに歌を」でもそれを感じました。訓練を受けたプロ集団ですが、人数の少なさを補うのは大変なのでしょう。武満徹「小さな空」の冒頭は少しアンサンブルの縦の線が揃っていない箇所がありました。ロマンチストな一面をもっと強調して、もう少し音楽にのめり込む様なスタンスでも良かったのではと思います。偉大な作曲家の武満徹の素顔に触れる様なある種の共感がもっと出ていればリスナーは満足したと思います。荻久保和明の「IN TERRA PAX」、新実徳英の曲と岩間芳樹の感動的な歌詞が印象的な「聞こえる」、谷川俊太郎作詞、松下耕作曲の「信じる」などは、これぞお手本と言える演奏でした。歌詞の意味も明確に伝わり、若い世代の感性もうまく表現できていました。これらの音源の価値は高く評価できます。 日本の合唱名曲セレクション20 関連情報

佐藤ユリ 雪の茅舎 秘伝山廃純米吟醸酒 1.8L

口当たりも爽やかで、とても気に入りました。価格も手ごろで、大満足です。 雪の茅舎 秘伝山廃純米吟醸酒 1.8L 関連情報

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大量 小箱 プレゼント かわいい ギフト 小物 入れ 収納 ケア グッズ リボン 付き... 大30を購入しました、大きい箱を探していてサイズが分からなくて、これも違っていて残念(以前に何処で購入したのか忘れて探しています、16×12×3cmの物が欲しいです)(★このケースは以前にも購入していました!7×9cmです。)こんな感じで使用しました! 大量 セット 小箱 プレゼント かわいい ギフト 小物 入れ 収納 ケア グッズ リボン 付き パッケージ 商品 梱包 ジュエリー ボックス 化粧箱 業務用 にも 関連情報

佐藤ユリ 経済大国インドネシア - 21世紀の成長条件 (中公新書)

インドネシアの日本好きには、日本製品への確かな信頼から始まった30年来の積み重ねがあり、何よりその規模が違う。日本人の想像をはるかに超える大人数のインドネシア人が、日本に熱い片想いを寄せているのである」。2009年の時点でも、GDPはタイの約2倍、ベトナムの約5倍。世界4位の人口を有し、しかも若年層の比率が高く、多くの島を持つゆえに莫大な領海を有し、今世紀半ばには日本のGDPを上回る可能性が指摘されており、しかも豊富な資源に恵まれた国。そんな、インドネシアの現状と、何がどう劇的に変わったのかについてレポートしている本である。2004年に大統領の直接選挙制が実現。紆余曲折を経て、実質6年半の間に権威主義体制から民主主義体制へ大転換を遂げて、今や「アジア有数の自由の国」に生まれ変わった政治体制の変化とその成功。フルセット主義の成長路線。留学経験のあるエリート達を中心に進める官僚改革。汚職の撲滅。中央銀行の独立。数多くのデータを用いて経済や人口の変化をわかりやすく示した手際のよい解説がおこなわれている。最低年間6パーセントの経済成長を遂げなければならない理由。国家財政の20パーセントを教育へ回す。地方の独立運動(アチェ問題)との和解。ユドヨノ政権による治安の安定化。華人の利用。経済団体の変化。外資の役割。権力と財力の分離。イスラム教と多様な宗教及び民族の共存。ハラル認証制度(豚由来原料を使っていないことをサプライチェーン全体で証明する)。人口規模がASEAN諸国の中でダントツに大きく人口ボーナス(総人口における労働者人口の比率が高まる)も長く続く。日本は最大の援助国であると同時に最大の貿易相手国であるが、今やODAは返済額が援助額を上回る状態になっているという。一方、この国においても日本と得意分野が重なる中国と韓国の存在感が増している。日本は天然ガスなど資源供給において大きくこの国に依存しており、しかも中東との石油貿易の重要な経路にもなっている。貿易相手国としても今後の成長のポテンシャルが極めて大きい。多くの日本人にとって心情的には遠さを感じる国だが、実際は様々な面で極めて大切な相手であり、今後その重要性がさらに高まってゆくであろうことが理解できた。 経済大国インドネシア - 21世紀の成長条件 (中公新書) 関連情報

佐藤ユリ Gメン′75 シングルコレクション

幼い頃に観ていたドラマ『Gメン’75』のサントラはないかと思い探した結果、見つかってとても満足しています。OPの曲をフルで聴けて、且つオリジナルも入っており、Gメンファンは必ず満足するものと思います。 Gメン′75 シングルコレクション 関連情報




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