日本郵政ジャパンランキング！

日本郵政―ＪＡＰＡＮ　ＰＯＳＴ

著者である井手秀樹教授は2004年、「規制と競争のネットワーク産業」を編纂している。私は同書を購入した十数年前、日本の公的なネットワーク産業の分析と改革は今後、著者がリードするのかと期待したものだった。その著者が日本郵政について「経済学者によるフラットな企業分析」を出版したと聞き、早速手にしてみた。帯には「改革論でもない、礼賛でもない」とあった。読んでみると、民営化推進による改革論でも民営化礼賛でもないことは確かである。なぜなら、国営時代の郵便局を世界に誇るべき優れた制度であると評価し、それがきちんとした議論が行われることもなく、小泉政権によって民営化されたという認識が本書の出発点であるからである。その結果、日本郵政の現状に同情的であるばかりか、現在は国有企業であるにもかかわらず、特に日本郵便は未来永劫国有企業にもかかわらず、著者によれば「何をしようと自由」という結論に至っている。しかも、その結論を導くに至る経済分析は示されていない。著者は経済学者だと思っていたが、私の勘違いだったのだろうか。全くの期待外れだ。この本に書かれている程度の情報であれば、政府の審議会や委員会のホームページから無料で得られる。出版社は上場が近いのでこのタイトルであればある程度売り上げが見込めるだろうと考えたのだろう。安易な企画だと思わざるを得ない。折しも大阪では地下鉄の民営化反対の大合唱である。出版の企画としては、民営化路線を否定する改革論あるいは公営企業礼賛論の方が論旨がはっきりしておもしろかったのではないか。日本郵政―ＪＡＰＡＮ　ＰＯＳＴ関連情報

ANSWER<初回生産限定盤>

NHKドキュメント番組で2008年を迎え、年末の紅白歌合戦で2008年を締めくくったように思えた。それだけ『手紙〜拝啓　十五の君へ』が定着した年だった。中学生はもとよりその親、おばあちゃんおじいちゃん世代にまで幅広く受け入れられた。映画「Knockin'OnHeaven'sDoor」主題歌『Knockin'OnHeaven'sDoor』。ボブディランの名曲をアンジーオリジナルの日本語でカバー。『We'reAllAlone』はアンジーのインディーズ盤「One」にも収録の曲。これまたボズ・スギャッグスの名曲をオリジナル日本語でカバー。そしてアンジーが敬愛するベンフォールズとのコラボ曲『Black Glasses』も収録。ピアノアーティスト同士のコラボ、楽しみです☆『レクイエム』は10分にも及ぶ組曲。第1楽章から第4楽章まで。交通事故で亡くなった主人公が、天に召される前に大切な人に感謝の気持ちを伝えるため猶予をもらうというストーリーです。映画「ゴースト」を思い出してしまいました。『ダリア』が一番好きですね。可愛らしいアンジーが見え隠れして思わず涙しました。DVDは【『手紙』の４大特典映像】１）”拝啓　旅立つ君へ〜卒業”と題した感動の合唱ドキュメントフィルムでは、アンジーの♪仰げば尊し〜♪の歌声と共に始まります。２）NHK みんなのうた映像　３）家族で歌おう『手紙〜拝啓　十五の君へ』カラオケ映像　４）再収録　『手紙〜拝啓　十五の君へ』ミュージッククリップと正に『手紙』つ゛くしな特典となっています。　 ANSWER<初回生産限定盤> 関連情報

なつかしゃのシマ

「花」で中さんを知り、その流れでこのアルバムの「家路」も知って、良い曲だなあとピアノで弾いたりしていました。個人的な話になってしまいますが、最近まで遠距離恋愛みたいなものをしていて結局は、裏切られる様な形で終わろうとしています。この辛い思いの中、改めて聴いていたのが「家路」でした。始めの方の、『未知し風吹かれて君は　離れた空の下何を想う』の詩から涙が溢れてきます。相手を恨む気持ちも存在していますが、どんな場所にいても君らしさを忘れるな、見失わないで。もし涙を流す程悲しいことがあったら、その涙を渇かす風を送るよ。風になってもいいよ。ただ、好きだから。辛いですが、相手への想いが強まるのと同時にこんな風に自分へも言い聞かせるように聴いていました。切なすぎて辛すぎて、どうする事も出来ない、動けない。でも、このままではいけない。僕の為の明日が、手招いてるから。辛かった間、誰かがふと見せてくれた『笑顔』に、少し救われた気がした。だから自分も、笑顔を大切にしたいと思った。シンプルだけど見過ごしていたとても大切なことを、この「家路」という歌から教わりました。この歌があって良かった。本当に良かった。だから、ずっと、聴き続けると思います。ラストの「なつかしゃ」は、イントロのピアノの『辛かったんだね。よくここまで頑張ったね。』と慰められるようなメロディーから、また涙が溢れます。風に委ねろ、いつか雨はやむと、また自分に言い聞かせて。中さん、江崎さん、羽毛田さんへの感謝の想いから、このアルバムがリリースされた７年前の１０月１１日、つまり「今日」に合わせて書かせて頂きました。ありがとうございました。なつかしゃのシマ関連情報

日本郵政: JAPAN POST

著者である井手秀樹教授は2004年、「規制と競争のネットワーク産業」を編纂している。私は同書を購入した十数年前、日本の公的なネットワーク産業の分析と改革は今後、著者がリードするのかと期待したものだった。その著者が日本郵政について「経済学者によるフラットな企業分析」を出版したと聞き、早速手にしてみた。帯には「改革論でもない、礼賛でもない」とあった。読んでみると、民営化推進による改革論でも民営化礼賛でもないことは確かである。なぜなら、国営時代の郵便局を世界に誇るべき優れた制度であると評価し、それがきちんとした議論が行われることもなく、小泉政権によって民営化されたという認識が本書の出発点であるからである。その結果、日本郵政の現状に同情的であるばかりか、現在は国有企業であるにもかかわらず、特に日本郵便は未来永劫国有企業にもかかわらず、著者によれば「何をしようと自由」という結論に至っている。しかも、その結論を導くに至る経済分析は示されていない。著者は経済学者だと思っていたが、私の勘違いだったのだろうか。全くの期待外れだ。この本に書かれている程度の情報であれば、政府の審議会や委員会のホームページから無料で得られる。出版社は上場が近いのでこのタイトルであればある程度売り上げが見込めるだろうと考えたのだろう。安易な企画だと思わざるを得ない。折しも大阪では地下鉄の民営化反対の大合唱である。出版の企画としては、民営化路線を否定する改革論あるいは公営企業礼賛論の方が論旨がはっきりしておもしろかったのではないか。日本郵政: JAPAN POST 関連情報

ジャパンポスト―郵政民営化 40万組織の攻防 (B&Tブックス)