デビッド・キャラダイン ランキング!

デビッド・キャラダイン 明日に処刑を… [DVD]

低予算映画の帝王ロジャー・コーマン製作による、マーティン・スコセッシ監督の商業映画デビュー作(72年)。というのも、長編デビュー作としては、やや私的な印象ながら「ドアをノックするのは誰?」(69年)があるからです。スコセッシ監督には、自身が脚本まで携わって(多くは共同脚本)一貫するようなテーマを追究した作品と、注文仕事としての色合いが比較的濃い作品の、大きく分けて2つの流れがあるように思いますが、常に両者の間で絶妙なバランスを保っていることが、アメリカ映画界で着実に独自の地位を築き上げる結果に繋がったと言えるのではないでしょうか。本作はもちろん後者の流れの出発点であり、作風としてはコーマンらしいB級娯楽映画の要素がふんだんに盛り込まれ(端的に言えば、裸とカーチェイスと乱闘に爆発)、後年再びこのようなアプローチを採ることは無いものの、ここで映画の多くを学んで卒業したと想像できます。原作としてバーバラ・ハーシー演じる実在のバーサ・トンプソンの自伝があるようですが、不況下にあった30年代における鉄道会社の経営者と労働組合の指導者との攻防というテーマが抽出され、反体制の挫折というニューシネマならではの結末が描かれます。資本家としてジョン・キャラダイン、活動家としてデビッド・キャラダインという親子を競演させたのも、話題性というより、若い世代の反発という構図をより象徴的にするものと思えます。映画監督として師と仰ぐ英国のマイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー(48年「赤い靴」等)が二人組の役名としてそのまま使われていたり、スコセッシ自身がチョイ役で出演しているのも見逃せません。そして、「最後の誘惑」(88年)を待つまでもなく、スコセッシはこれが撮りたかったのに違いないと思わせる気迫のラストシーン。それをうまく言い表した邦題は、むしろ原題より相応しいと以前から思っています。 明日に処刑を… [DVD] 関連情報

デビッド・キャラダイン 燃えよ ! カンフー 1stシーズン DVDコレクターズBOX 〈6枚組〉

デビット・キャラダインの少林寺で修行し、アメリカのガンマンと素手で対決、ネイティブ(先住民)とのふれあい、特に1stシーズンは腹違いの兄を探す旅、師匠を守るためとはいえ、中国で皇帝の甥を殺害したことで賞金が掛かることでのトラブル等、おもしろかったです。2ndよりもお薦め。 燃えよ ! カンフー 1stシーズン DVDコレクターズBOX 〈6枚組〉 関連情報

デビッド・キャラダイン ホテルゾンビ [DVD]

海外で生活していた時に好きだったのでDEAD & BREAKFASTを最近買ったのですが、劣悪している日本版ジャケットタイトル、概要を見て苦笑しました。そもそもゾンビ映画じゃないし、日本人の感覚では面白くないかもしれません。制止画イラストからリアルに入っていく手法と作品内に使われている音楽が、実際登場するバンドの演奏と融合している辺りにセンスを感じます(決して映画の内容じゃない)好きな俳優も出てるし個人的には五本の指に入る名作に入ります。 ホテルゾンビ [DVD] 関連情報

デビッド・キャラダイン 燃えよ ! カンフー 2ndシーズン DVDコレクターズBOX 〈8枚組〉

TVで見てた当時が懐かしく、すぐさまBOX1・2ともに買ってしまったが、

やはり昔と同様に、いろんな場面で感心するやら可笑しいやら。

邦題には「燃えよ!」とあるけど、この主人公はきわめて「燃えない」男なんですよね。

おずおずと相手を見上げながら「…クワイ・チャン・ケインです…」なんちゃって。

日本語版の声優さんも、キャラクターに良くあてはまってます。

それにしても、アメリカでこういう説教臭いドラマに人気があったとは驚きです。

BOX3が待ち遠しいですね。

特典映像でも、「当時のTV局の取り決めで、2分以上の暴力(アクション)シーンは

放映することができなかった」とか、「学校でもカンフーごっこが流行っていたが、

誰も怪我する者はいなかった。なぜなら、みなスローモーションだったから…」など

興味深い話も聞くことができます。 燃えよ ! カンフー 2ndシーズン DVDコレクターズBOX 〈8枚組〉 関連情報




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