裏切りのサーカス スペシャル・プライス [DVD]

原作、Tinker,Tailor,Soldier Spyは２０年以上前に買って読みましたが、登場人物の多さ、それぞれの性格描写に幻惑され、「スッキリ判った」という訳にはいかない本でした、そのタイトルはともかく、それが映画化されたもの、ということでＤＶＤを買いましたが、原作が複雑であったこともあり、このＤＶＤを見る前にはもう一度本を読んでからにしようと考えていたら、いつのまにやら５か月過ぎてしまいました。ようやく本を読む余裕ができ、読み直し、ＤＶＤを見ました。原作を読み直しておいてよかったと思いました。映画だけ見てたら理解不能だったでしょう。ただ映画では親友、師匠だと思っていたビル・ヘイドンがモグラだったと知り、ジム・ブリドーが狙撃銃で射殺する事になりますが、原作では犯人は明示されませんが、首をへし折るという殺し方から、原作でジムが学校の暖炉に巣くっていたフクロウの首を鮮やかな手口で折って殺すという逸話から犯人はジムと暗示しています。また、リッキー・ターがソ連の通商担当員を取り込もうとして失敗する舞台は原作では香港でしたが、映画ではイスタンブール。続編「スクールボーイ閣下」も映画化の予定と訊きますが、それでは前作以上に香港が重要な舞台のようです。映画化は原作通り忠実に香港を使うのかな、それとも前作のように撮影しやすい別の場所に変えちゃうのかな、是非映画で確認したいものです。早く映画化してもらいたいと期待大。 裏切りのサーカス スペシャル・プライス [DVD] 関連情報

ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ (ハヤカワ文庫NV)

この本はイギリスの歴史に残るほどの名作で、一冊は持っていたいと思い購入。本棚にあるだけで嬉しいので購入しましたが、今回初めて本を開いてみると。。。なんとページはボロボロの乱本。送料まで払って購入したのにこんなものを送ってくるなんて酷い！！だからここからは本を購入は気をつけて下さい ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ (ハヤカワ文庫NV) 関連情報

誰よりも狙われた男 (ハヤカワ文庫NV)

ある日みすぼらしい青年がﾊﾝﾌﾞﾙｸﾞにたどり着く。彼はﾄﾙｺ人一家にかくまわれた後、ﾄﾞｲﾂの女性弁護士ｱﾅﾍﾞﾙの信念と正義心のおかげで、父が莫大な金を預けているという英国系銀行の頭取ﾄﾐｰ・ﾌﾞﾙｰに会うことが出来る。この青年ｲｯｻの目的は一つ、この金を世界の抑圧された民族の為に使うことであり、仲介として、ﾄﾞｸﾄﾙ・ｱﾌﾞﾄﾞﾗを使おうとする。しかし、ｲｯｻはﾁｪﾁｪﾝの過激派として指名手配されている。ﾄﾞｲﾂの諜報組織だけでなく、英国、そして直接利害関係者のいないと思われる米国の諜報組織が本件に絡んでくる。この金自身が結構汚い金であり、また仲介するﾄﾞｸﾄﾙ・ｱﾌﾞﾄﾞﾗも「95%は正しいことをしているが、5%は分からない」という人間だ。3カ国の諜報部隊は、このｱﾌﾞﾄﾞﾗとｲｯｻを逮捕したいと躍起になる。「ｻﾗﾏﾝﾀﾞｰは炎の中に」でｲﾗｸを攻撃するために、無理やり大義を作り上げる米国のﾈｵｺﾝを強くj糾弾したﾙｶﾚだが、今回のﾗｽﾄ30ﾍﾟｰｼﾞの急展開においても抑圧される中東やﾁｪﾁｪﾝの人たちへのﾙｶﾚの同情と愛情があふれ、またまた米国への激しい怒りが彷彿するものとなる。相変わらず、結末は読者に迎合することのないものとなっている。まるで最後のﾍﾟｰｼﾞに「続く」という言葉が出てもおかしくないような結末でもある。既に映画化されているらしいが、果たして映画ではどのような結末にしているのだろうかと思ってしまう。いい意味では読後感たっぷりなのではあるが。 誰よりも狙われた男 (ハヤカワ文庫NV) 関連情報

裏切りのサーカス スペシャル・プライス [Blu-ray]

かなり昔の事だが、クリストファー・ウォーケン目当てで「トゥルー・ロマンス」を
レンタルで借り、鑑賞していたのですが途中、登場するヒッピー？の役を演じていた役者さん
がゲイリー・オールドマンでした。
とても印象に残り、それ以来彼のファンになってしまったのですが、どの役を演じても彼独特の
匂いを感じさせるのは流石だと思いました
一般的にイカレた役柄として広まっているのが実に悲しい！この作品で更にゲイリーの深さを
感じる事でしょう

的外れなジャケットの印象を持ったユーザーがとんちんかんなレビューを書いていますがそんな
人はセリフで物語を進めていく大げさなアクションシーン盛り沢山の映画を観ていればいいんです。 裏切りのサーカス スペシャル・プライス [Blu-ray] 関連情報

東西冷戦下、英国情報局秘密情報部MI6�