ザ・ラスト・ブロードキャスト

良くも悪くも人がどう思うか知らないけど、Dovesを除いて他にこんなバンドはいない。今は無きマンチェスターのHaciendaでJoy DivisionとかのPunkな奴らを見てきて、自らもAcid Houseを回して（Sub Sub）、逝ってしまいそうな程の幸福な高揚感をその身で体験してきたんだろう。そして、だからこんな音楽が生まれたんだと思う。3.「There Goes the Fear」から 6.「N.Y」まで聞けば彼らの世界観を感じられると思う。それ以降も 9.「Pounding」12.「Caught By the River」と全てがいい。ロックビートに重なるオーガニックな4つ打ちビートにイキそうに気持ちいいギター、絶妙に入ってくる狂ったシンセノイズ、遠くまで響く歌声、...there goes the fear again, let it go... ライブで聴いたらマジ泣く。 ザ・ラスト・ブロードキャスト 関連情報

パウンディング～JAPAN ONLY EP

UK盤のシングル『There goes the fear』と同じジャケットで、そちらに収録されていたライブ２曲等を含めた日本のみリリースの来日記念盤。ライブ演奏も素晴らしいDoves、来日前の予習に押さえておきたい1枚です。 パウンディング～JAPAN ONLY EP 関連情報

錆ついた王国

冒頭曲「ジェットストリーム」でその名の通り、聴き手をにわかな音像飛行に誘い、続く#2の表題曲から終盤まで一筋に流れる美メロの滑空が心地よいです。作品リリース毎にニューウェーブ風味が強まっていますが本作も然り。エッジの利いたギターとビートが全体を引っ張っていて、これまでで一番アップテンポな構成かと。荒涼としながらも温かみのあるメロディと叙情的な表現世界で綴る意味深な「錆びついた王国」。聴きけば聴くほど味のあるこのアルバム、シングル含めて一曲一曲もしっかりと作り込まれており、かなり洗練度高いです。 錆ついた王国 関連情報

ダヴズ は、イギリスの3人組ロック・バンド。マンチェスター出身。前身の「サブ・サブ」名義を経て、1998年に「ダヴズ」に改名し再デビュー。
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